長岡市政を糾し正そう・・・真の民主主義を求めて(その40)長岡市役所の不誠実・非民主主義的回答

原発問題に関する質問【L-29】(【L-27】をそのまま再質問したものへの回答が来た。【R-24】。

「【L-27】は市長の思想信条に関することだから回答不可である」を繰り返すもので回答になっていない上、市民を愚弄、侮辱するものである。まともな民主主義的回答が得られるまでこの質問は絶対に止めない。元質問【L-27】を再掲したうえ、【R-24】を掲載するとともに継続する質問【L-30】を掲載しておく。

 

元質問【L-27】の再掲

長岡市長 磯田 達伸 様

27日の新潟日報の記事によると26日に磯田市長他研究会の方々が県庁を訪問され、花角知事に要望書を提出されたとのこと。この記事を見ての所感と質問そして提言を申し上げます。

 結論から申し上げますと、こんな軟弱な姿勢では長岡市民27万の命と生活の安全は守れないと思います。

 【Ⅰ】再稼働事前了解権を持たない長岡市他周辺自治体は、事前了解権を持つ県に全てを委ね、お願い・要望ベースでしか動けないのは決定的な弱みです。

花角知事はこれまでの言動を総括すると原発推進派です。再稼働に関しても三つの検証で合格レベルになるまで続け、容認する構えであることは見え見えです。「周辺自治体の意向も取りまとめ十分斟酌して決定する」というのは方便であるのは明らかです。磯田市長らが要望書でいわれた「周辺自治体の意向をどのように取りまとめるつもりかを明らかにしてほしい」に対して「これから皆さんと相談して決めたい」というのは明らかに躱しです。

質問①  違いますか

 【Ⅱ】花角知事との会談の後の記者会見で「周辺自治体の意向をどう取りまとめるのかのスケジュールが示されないので不安である」との磯田市長のコメントあったとのこと。花角知事が周辺自治体の意向の取りまとめをどのようにスケジュールしていますか?と問うこと自体じめじめしていて後出しジャンケンを狙っているようで、第一失礼な話です。「全てお任せします」と言っておきながら疑っているからです。また「不安である」などと難癖をつけるのはさらに失礼です。花角知事が周辺自治体の意向をどう取りまとめるのかの前に各周辺自治体は自分の自治体の意向をどう取りまとめるのかを住民に明らかにすることの方が重要です。

 質問②  どう思われますか

 【Ⅲ】今回の要望書提出は、これまでの経緯と合わせすべて「やってる感」を演出するパーフォーマンスではありませんか。

 質問③ 違いますか

 【Ⅳ】以上のような軟弱でじめじめしたパーフォーマンスをやめ「長岡の市民を命がけで守る」という信念を具現してください。第一に、長岡が再稼働事前了解権を含む協定を何が何でも締結すると意思決定すること。第二に、透明・公正な手段で長岡市民の再稼働に対する賛否を問うことを勇断してください。国策である原発推進とは逆の原発反対であり、従って再稼働には反対する市民が多数を占める捩れが生じることになるかもしれません。もしそうなれば、そこからが智慧の出しどころです。現実からの逃避は最悪です。

 質問④ 事前了解権を含む協定を東電と締結することを命がけで目指し、締結の暁には再稼働に関する賛否を透明公正な手段で問うことをやっていただけませんか。これこそ真に「命がけで市民の命と生活を守る」ということです。いかがですか。

                     令和3年5月29日   小林 眞幸

 

これに対し来た回答【R-24】

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これに対して継続質問をした【L-30】

長岡市長 磯田 達伸 様

7月12日付けで五百川正敏課長からいただいた回答は回答になっていない上、命がけで取り組む一市民を愚弄し、侮辱する内容でしたので到底看過できません。先の私からの「市長への手紙 5月29日付け」に対する誠意ある回答を求めます。6月7日付けでいただいた回答では、上記私からの「市長への手紙 5月29日付け」は市長の思想信条に関するものであるから回答不可であるとのことでした。どの箇所がどういう理由で市長の思想信条に関するものと言えるのか明確にお答えください。また市長個人の思想信条に関することは答えられないとする根拠となる定めはどこにあるのかお答えください。すべての政策はその源は最高権力者として市民から信託とコミットを得た市長の思想信条から発するものであり、これを問うことがなぜ許されないのかの法的根拠をお示しください。私は一クレーマーとしてもの好きでこのやり取りをしているわけではありません。民主主義長岡市政を守り今を生きる市民や将来を生きる子や孫たちへ、立派な長岡市を伝承したくて無償の想いを込めて質問しています。

透明公正な民主主義的回答をいただくまでこの質問は絶対にやめません。お答えください。

 

                    令和3年7月15日   小林 眞幸