長岡市政を糾し正そう…真の民主主義を求めて(その72)議長への質問と回答

前報(その71)について議長への手紙で指摘と質問をしたところ回答が来たので掲載しておく。

 

質問【GL-21】

長岡市議会議長 加藤 尚登 様

長岡市議会令和6年3月定例会、3月27日本会議(1)議案第2号の審議において

討論した長岡令和クラブ関 充夫議員の発言中、聞捨てならないことが含まれておりましたので指摘し、質問致します。

【指摘】

 関 充夫議員の討論の最後に次のような発言がありました。

「執行部側から反対するなら市長は今後応援しないという言葉を会派の皆に言われましたが、二元代表制の議決機関としてこの言葉に従ったわけではない」。

この発言の内容が事実真実であるならば、重大な問題です。市長と議員会派が癒着し

「オール与党」と称される利権態勢を形成する結合因子として「市長が会派を応援し、

見返りに会派は市長議案に賛成する」が現実に存在することを告白しているからです。

立憲民主主義二元代表制の理想に向けて努力し続けているはずの長岡市政が全く逆の

方向に向かっていることになり、到底看過できない事態です。事実なら断固たる対応

を考えねばなりません。

 

【質問】

  1. 上記関 充夫議員の発言の中の「反対するなら市長は今後応援しない」という伝達があったことは事実ですか。

  2,そのような市長の圧力は二元代表制議会の理念主旨に反すると思いますが違いま]

        すか。

    3, この件について議長としてどう対応されますか。

 

来た回答は次の通りである、

 

 

回答【GR-15】

小林 眞幸 様

4月1日付でいただいた御質問について、議長の指示により事務局からお答えします。

まず、「反対するなら市長は今後応援しない」という伝達があったことの事実は確認しておりません。

また、今回の執行部の発言が事実であったとしても、それは適正な議会の意思決定に影響を及ぼすものではなく、二元代表制の趣旨に反するとは考えておりません。

以上のことから、議長としては、特別な対応は必要ないものと考えております。

 

 

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長岡市議会事務局 議会総務課長 小林 恵美子

 

〒940-8501 新潟県長岡市大手通1-4-10

電 話: 0258-39-2244

FAX: 0258-32-0827

メール: gikai@city.nagaoka.lg.jp

 

「市長と議員会派が市民の見えないところで癒着し取引関係が存在していることが悪いことではない」という回答です。議会がここまで腐敗していることに改めて驚いた。