長岡市政を糾し正そう・・・真の民主主義を求めて(その20)市政の機能不全について

(その18)に対する回答を待つ間もう一つ合併症について述べておきたい。衆愚政治」という基礎疾患を患う故、官製談合事件という「利権病」が合併症として発症したのに次いで、原発に関して「無為無策病」という合併症が発症しつつあると指摘したが、もう一つ重大な合併症が発症し、悪化しつつあることを忘れてはならない。それは市政の営みの根幹をなす市議会のあり方が腐敗していることである。地方議会は住民の直接選挙により選ばれる首長を長とする役所と、住民の選挙による議員団が二元対立的に緊張関係にあることで成り立つものであるのに、今の長岡は対立どころかなれ合いになり、もたれあう関係になってしまっている。好き勝手やり放題という恐ろしい状態にある。命取りになる可能性が高い。国政の用語を当てはめて「オール与党」と呼ばれているこの合併症の名を「議会機能不全症」と仮称しておく。全国的にそういう傾向にあるとも聞いたが長岡は最も重篤であるとの専門家の指摘もあるほどだ。多くの善良な市民はもうそれに気づき始めている。