長岡市政を糾し正そう・・・真の民主主義を求めて(その21)原発問題に対する長岡市の正体

衆愚政治」という基礎疾患のため様々な合併症が発症しているが、原発問題でも合併症が進行しつつあることを前頁(その20)で述べたが、さらに補足しておきたい。

磯田市長の公約すなわち「市民の不安が解消されない限り、柏崎刈羽原発の再稼働には反対の姿勢を貫く」はいかにも原発には消極的で慎重なスタンスであることを偽装する騙しであることが明確になった。本心は原発推進の国の方針に長岡は異論なし。再稼働の是非判断においても国と県に全面的に委ね従う」である。善良で純真な長岡市民を騙し欺き、愚弄する態度である。

国の審査や県の三つの検証はいずれもその先には原発再稼働を展望してのものであることは明白だから規準に合格するまで続けることが分かり切っている。つまり再稼働するための審査や検証である。このトリックに騙されてはならない。審査や検証に合格しても安全を保障するものではないことを知らなければならない。

安全神話が崩れた今、国は事故が起こることを覚悟せよと国民に暗に言って言い訳・アリバイを作っている。その証拠に国は避難計画を立て訓練をせよと言っている。福島原発どころではなくチェルノブイリ級の事故が起きたら日本では避難する場所はないことぐらい分かり切っているのに・・だ。そのことを今市民が正しく理解認識してかかることができるかを試されている。