長岡市政を糾し正そう・・・真の民主主義を求めて(その28)ついに正体を現した磯田原発公約

先ページ(その18)に掲載した【L-25】に対する回答が来た。【L-25】は原発に関する磯田市長の公約の意味を問うことと、安全協定に関する質問であったが、いずれも無回答という回答であった。その回答を後掲する。(【R-20】)

私の質問に回答しない、できないということは私の指摘が当たっておりどう回答しても磯田市長にとって不具合だからである。

大切なことなので繰り返し示しておく。

磯田市長の公約「市民の不安が解消されない限り、柏崎刈羽原発の再稼働には反対する姿勢を堅持する」の「不安」と「解消」についての磯田市長の認識を指摘したが、これには公約は市長の主義信条にかかわることだから答えないという屁理屈で躱してきた。

そして安全協定には否定的な磯田市長が議員研究会が実施したアンケート結果に対して持つ感想を訊いたら、議員活動に関することには言及する立場にはないなどとこれも屁理屈で躱してきた。

結論として

「不安」に関しての磯田市長の認識は、原発推進は国策なので全国民市民は従うべきもの、異論なきものとして扱った上、つまり原発反対者の不安は切り捨てたうえ、再稼働に向けた安全対策や避難計画の不安のことを指す。自身は原発推進の国策に従うと言っている。

「解消」に関しての磯田市長の認識は国の審査や県の三つの検証で合格すれば不安が解消されたと見做す、というものである。国の審査や県の三つの検証は時間の問題で合格する、させるということがキャッチアップされている。つまり「解消」は時間の問題であると認識している。自身は再稼働に賛成である。

公約の文面のニュアンスからはいかにも市民の側に寄り添った態度であると思わせるが実態は上の通りであり、巧妙な騙しである。市民を愚弄している。

知事との茶版劇がこれから展開されるだろう。

 

【R-20】

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