長岡市政を糾し正そう・・・真の民主主義を求めて(その14)衆愚政治(ポピュリズム)の根治に向けて

前頁(その13)で長岡市政の重篤な基礎疾患「衆愚政治」(ポピュリズム)の状態について綴ったが、その根治に向けた展望について触れておきたい。既述したように今長岡市政は民主主義の危機にあるが、人類社会が営んできた「民主主義政治」はこれまで何度も類似の危機を乗り越えてきたのだから、きっと根治することができるはずだ、と信じて冷静な気分でそれを探ってみることにした。そしてささやかながらその手掛かりとなりそうな光明を見つけた。それは、ごく一部の正義感あふれる議員グループの存在と市民の声なき声があることである。昨年の9月議会本会議で官製談合事件の真実を把握し改革に結びつけるべしとして「百条委員会設置議案」が提出されたこと自体を今思い出した。結果は否決されたが、議案になって審議された事実は今思えば非常に重い。またこのことに関心を寄せる市民の存在もうかがえる。このかすかな光明を聖火リレーのようにつなぎ、聖火台に灯すことができれば、重篤な基礎疾患の根治に向けた手掛かりが得られるのではないかとの希望が湧いてくる。